里芋の保存方法と下ごしらえ

面倒くさいを無くすヒント

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9月~11月が旬の里芋 秋の収穫を十五夜で月に感謝

母が野菜を作っています。「趣味の菜園」というほど小規模ではなく、かと言って「農家」と呼べるほどの規模ではありませんが、その季節に取れたものを送ってくれます。

先週末、里芋が届きました!

9月から11月が旬の里芋は、お団子、すすきと共にお月見のお供え物として飾られてきたものです。秋の収穫をお月様に感謝する気持ちを込めて。お月見に飾られる里芋の小芋を皮ごと茹でた「きぬかつぎ」はシンプルな料理で、味噌だれを付けても美味しいですし、塩と黒ゴマでも美味しくいただけます。

段ボールいっぱいの里芋をどうやって保存するか?

大量の野菜をどうやって保存するか?

実家での保存方法は、こうです。

土付きの里芋は、風通しが良く直射日光の当たらない場所で保存
ほこりが被らないように新聞紙などで軽く包んでおきましょう。駐車場やベランダの片隅でOK。約1か月くらいはこの方法で保存できます。
里芋は温かい季節の芋なので、冷蔵保存をしてはいけません。
もし傷みがあるものが混じっていたら、それから先に消費しましょう。

洗った皮付き里芋は、新聞紙に包んで野菜室で保存
里芋は洗ってしまうと保存期間が約1週間程度と短くなってしまいます。できれば調理する分だけを洗うのが良いのですが、その都度洗うのは面倒だ!と思う方は週末にまとめて洗っておくと良いでしょう。
洗ったらザルなどに広げて半日くらい天日干しをして、新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れるようにしましょう。

下ごしらえした里芋は、冷凍保存
固めに茹でた里芋は、冷凍保存もできます。
あらかじめどんな料理に使うのかを考えて好みの大きさに切り、フリーザーバッグで冷凍しておくと便利です。冷凍した里芋は解凍せずに凍ったままの状態で煮物などに使います。保存期間は1か月以内を目安にするとよいでしょう。

里芋の下ごしらえ 早く簡単できれいに皮を剥く方法

皮を剥いて、塩で洗って、茹でる
里芋を良く洗い、上下を切り落としてから縦方向に包丁で皮を剥いていきます。
煮っ転がし用、豚汁用など、調理に適切なサイズに切ります。
塩を振ってぬめりを取り、ぬめりを水で洗い流します。
鍋に水を入れ、沸騰してしばらくしたら冷水に取り、再びぬめりを洗い流します。
※煮る時間の目安: 煮っ転がし用など大きめに切った場合は3~5分程度、豚汁用など薄切りにした場合は2分弱でOK。下ごしらえの段階では中まで火を通す必要はありません。

電子レンジで加熱
「里芋を良く洗って耐熱容器に入れ、ラップをしてレンジで加熱する」皮むきを試してみました。
確かにつるっと剥けるのですが、里芋のサイズが不ぞろいな場合は加熱状態にムラが出来てしまうのでお勧めできません(><)。小さい里芋は中まで火が通ってしまい、大きいものは皮むきもできない状態でした(涙)。
それぞれの加熱状態を確認しながら…ということなら、普通に包丁で皮を剥くほうが早いと思いました。

包丁を使ってぬめりを出さずに皮を剥く
綺麗に洗った里芋を良く乾燥させてから皮を剥くとぬめりが少ないと聞きました。これも試してみようと思います。

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